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’13-39 羽州街道を歩く その5

'13/10/31  木曜 曇り

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きょうの行程は「さくらんぼ東根の宿から、尾花沢の宿まで」で、ルートは ほぼ一直線に北上します

東北特有の天候なのでしょうか、それとも何とか心と秋の空なのでしょうか きょうも午後から雨
昨日も雨に遇いましたが、鉄道沿線を歩いたのでイザとなれば手抜きができましたが、きょうのコースは鉄道から離れるのでその望みはありません

コースは平坦で、その上ほぼ直線
「遠くて近きは男女の仲 近くて遠いは田舎の道」
という言葉を思いだします

それでも周囲は 山が近くにあって落ち着くのですが、お疲れぎみなのか小休止する事が多くなりました

きょうの言葉遊び
  紅花を 思い浮かべて 芭蕉みち
  芭蕉も 汗したのだろう 尾花沢
  柄物の 割烹着きる 媼(オウナ)たち
  雨音が カーテン揺らすと 人恋し

歩き始めると直ぐにあったのが「与次郎稲荷社」

この先は 麩を作ったり店が幾軒か集中していて、「六田麩」として有名なのだそうです

後は平坦な道を真っ直ぐに歩くだけ
なので、めぼしい風景写真を載せることにします

Dscn4280Dscn4282左:与次郎稲荷社
この鳥居は、最上三鳥居の1つである室町時代に奉納された石造りの鳥居があり、東根市指定有形文化財かつ文部省指定重美術品に指定されているそうです

風雪に耐えさせるためなのでしょうか、このドッシリとした鳥居も珍しいので パチ

与次郎稲荷神社の創建には1つの伝説が由来となっています。
「関ヶ原の戦いで石田三成への恩義から中立を保った佐竹義宣は常陸国から出羽秋田へ転封となりました。
そこで義宣は秋田で久保田城(今の秋田城址公園)の築城を決めましたが、その地は元々狐達の住処でした。
ある日、義宣の夢枕に1匹の白狐が立ち、自分達の住むところを与えて欲しいと懇願したところ、義宣はそれを認めたので白狐は恩に思い、飛脚に姿を変え与次郎と名乗り義宣に仕える事にしました。

与次郎は秋田と江戸の間を6日間で往復するなど忠勤を励げんだ為、義宣から寵愛されていましたが、常宿だった間右衛門宅(東根市)で何者かに暗殺されました。
これは、仲間の飛脚が嫉妬心から殺したとも、与次郎が実は秋田藩の隠密で、幕府がそれを気づいた為殺したとも言われています。
遺体は間右衛門の娘で恋仲だったお花が密かにこの地へ埋葬しましたが、近所では災いが相次いで起こり、村人達は与次郎の祟りと恐れおののきました。
事態を重視した幕府はこの地に与次郎を祀るのを決めたと言います。」

右:意味ありげな標識
奥の細道で多分芭蕉はこの辺りを歩いたのでしょうね (まさかこの横道ではないと思うのですが どうなのでしょうか?)

Dscn4284Dscn4294_2 Dscn4294_3左右:所々にこのような石碑が建っていたり、このような祠がありますが、説明がないので由緒などは判りません

Dscn4291Dscn4292左:間近に迫ってきた冬将軍を迎え撃つ「家庭用?除雪車」

右:このような大きな家が目立っていました 割烹料理店なのでしょうか? よく判りません

Dscn4296Dscn4299左右:途中での風景
左の写真は、急ぎ足で歩く人が居たので パチリ  
私のお気に入りの1枚です と自分が言ってはいけませんね(笑)

Dscn4300Dscn4303左:名もない「笠懸け地蔵?」

右:私の背丈ほどの 「半鐘」  
だと思います

Dscn4306Dscn4307左右:歩きながらの風景

 

Dscn4308「尾上の松」
説明によると・・・樹齢約600年の名松
『もとは雌雄二株あって「相生の松」として旅人の足を止めたが、大正12年(1923年)に雄株が雪で折れ、同年植え継がれた そうです

余談ですが、天候の変化が目まぐるしいほどで、このような晴れているかと思うと いきなりパラパラと降り出します
これは東北特有なのでしょうか、それとも今年は不安定な天候なのでしょうか

Dscn4321Dscn4318_2左:尾花沢にある「芭蕉・清風歴史記念館」

『尾花沢にて清風と云者を尋ぬ
かれは富るものなれども、志いやしからず
都にも折々かよひて、さすがに旅の情をも知たれば、日比とゞめて、長途のいたはり、さまざまにもてなし侍る

  涼しさを我宿にしてねまる也
  這出よかひやが下のひきの声
  まゆはきを俤にして紅粉の花
  蚕飼する人は古代のすがた哉 曽良』

以上は 奥の細道から抜粋です

右:記念館にあった「芭蕉像」ですが・・・

  
    何となく 若い時に似てて ほくそ笑む 

とは言い過ぎでしょうか(笑)

きょうの歩行距離 約20.5km

 





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